日本でも話題になった「レディプレイヤー1」をはじめ、「X-MEN アポカリプス」「ツリー・オブ・ライフ」「ゾンビワールドへようこそ」などで活躍する「タイ・シェリダン」。
今注目の若手俳優である彼は一体どんな人なのだろう?
ビューティーサロン経営の母と貨物運輸会社に勤務する父の間に生まれ、かわいい妹が1人いる。
幼少期から文武両道で中学のフットボールではクウォーターバック、陸上ではトラック競技で活躍した。
身長は171cmと公表している。
衝撃のデビュー。俳優としての強い志やキャリアはなく、学内で演劇をする程度だった

2011年14才で「ツリーオブライフ」で俳優としてデビューした彼だが、元々は俳優としての強い志があったというわけではなく、演技などは学内の演劇で何度か経験したことがある程度だった。
彼は持ってして生まれた俳優としての素質があったに違いない。
なんと1万人もいるオーディションの中で1位に輝き、その役を見事に勝ち取ったのだ。
そして2011年14才にしてスティーヴ・オブライエン役で俳優としてのデビューを果たした。
その後は映画・TV界隈で引っ張りダコとなり、順調すぎるスターの仲間入りを果たした。
初来日のジャパンプレミアでおっさんを激写
彼がジャパンプレミアで訪れた際にインスタにアップされていた写真が話題に。
日本は初めてだったようで、東京タワーや普通に電車内などの様子を撮影していた。
おっさんからリーマン。警備員まで写真に撮っていたようだ。物珍しい光景だったようで、正にナニコレ珍百景だ。
スピルバーグは子供の頃からのヒーロー

「レディ・プレイヤー1」の来日インタビューで彼はこう答えている。
「自分にとって監督は、子どもの頃からのヒーローでした。監督が作った作品は自分にとてもいい影響を与えてくれました。
一人のアーティストとして考えてみても、監督の作品はとても重要なものです。そういう監督と何カ月も一緒に仕事ができたということは、とても素晴らしい経験だったと思います。
とはいえ、監督は若い精神にあふれた方で、彼が持っている若さのエネルギーみたいなものが、一緒に映画を作るという意味で、私たちの間に強い絆を作ってくれました。
そうした関係性はこの映画の中の登場人物を見ていただければ、皆さんにも伝わると思います。
改めて「現実世界」の重要性を体感。レディ・プレイヤー1に出演して感じる「仮想世界」

この作品に出演して何か変化が起きたのか?彼はこう答えている「自分の人生が変わったとまでは思わないが、この映画に出たことによって、こうして日本に来られたり、今までできなかったことができる機会を与えられたことは大きな変化だと思います。」

そして「仮想空間」をにおわせる発言も。

「ただこうした状況(普段と違う別世界での体感)にどっぷりと引き込まれてしまうと、現実から離れてしまいます。
僕も故郷に戻ればこの映画のキャラクターと同じように普通に暮らしているのですから。」
なるほど…出演した彼の言葉だからこそ重みを感じる「現実世界で生きることの意味」これは今後の未来でも非常に重要なテーマになりそうだ。
気になる彼女や好きな人は?

恋人の情報は今のところ上がってきておらず、本人も「今は忙し過ぎるので、そういったことは考えられない」とのことだ。
ただし、一時期「Xメン」で共演した「ソフィー・ターナー」と交際していたのでは?という噂もあったが、パパラッチはされておらず、あくまでも噂で終わった。
彼はまだまだ若く、俳優としてのポテンシャルも非常に大きいので、これからもどんどん磨きをかけて、素晴らしい作品に出演して欲しい。

タイ・シェリダン(Tye Sheridan)
– 生い立ち –
1996年11月11日生
アメリカ テキサス州
エルクハート出身
-主な出演映画-
2011年
「ツリー・オブ・ライフ」スティーヴ・オブライエン
2012年
「MUD-マッド-」エリス
2015年
「ゾンビーワールドへようこそ」ベン・ゴーディ
2016年
「X-MEN アポカリプス」スコット・サマーズ/サイクロップス
2018年
「レディ・プレイヤー1」ウェイド・ワッツ/パーシヴァル
「デッドプール2」スコット・サマーズ/サイクロップス
2019年
「X-MEN ダーク・フェニックス」スコット・サマーズ/サイクロップス