生きとし生ける物よ。あらゆる生命体の噛む力の頂点を知るのだ。
Megalodon

メガロドンの噛む力は推定20t。約1,800万年前から約150万年前にかけて、海が比較的暖かった時代に生息していたサメである。
全長は最大個体の推定値で約13メートル(しばしば取り上げられるものとして約20メートルと幅が広い)。
現生のホホジロザメ(最大個体の推定値約6.0メートル)よりはるかに大きく、現世魚類では最も大きいジンベエザメ(最大個体で約13.7メートル)とほぼ同大とされる。近年ではメガロドンの生存説も唱えられいる。
Tyrannosaurus

恐竜時代の最末期を生物種として約300万年間生態系の頂点に君臨するが、白亜紀末の大量絶滅によって最期を迎えている。私達が生きている『今の世の中』は恐竜の生きていた時代と比べると、まだまだちっぽけな存在である。
私達人類は、かつて地球の頂点に君臨していた「ティラノサウルス」の足元にも及ばぬ年月しか生きていない。
Crocodylus niloticus

噛む力2t~2.5tと驚異の力。全長400~550センチメートル。サハラ砂漠と南端部を除いたアフリカ大陸、マダガスカル西部の主に河川や湖に生息するが、河口や入江、マングローブ林などの汽水域に生息することもある。
捕食者としては卵を食べるナイルオオトカゲやライオンなどが挙げられます。巨体サイズになると、ヌーや、シマウマ、ライオンなども食い殺される。生息地では年間200名以上の人がナイルワニの被害に。
Hippopotamus

カバの噛む力1t。あの大きな口からは納得?のように思えるが、カバは草食動物なので、噛む力がここまで強いのは驚きである。草食動物でここまでの力を持つのはカバだけである。
カバは、体長約3.5~4mで体重約1.2~2.6t。陸上動物としてはゾウに次ぐ重さ。丸みを帯び、脚の短いずんぐりとした体つきがブタと相似をなすことから、同じイノシシ亜目に属するとされていたが、DNA分析の結果、カバはイノシシ類よりもウシと近縁であることが証明され、かつ、クジラとの遺伝的関係が最も近い陸上動物であることが分かった。
動物の進化って面白いですね。
Ursus maritimus

ホッキョクグマの噛む力は800kgもある。熊は総合的に最強の動物かもしれない。体長は180~250cmで、体重はオスが400-~600kg(最大800kg)、メスが200-350kg。
生息地によっても大きさに違いがあり、ロシアのチュクチ海に生息する個体群が最も大型化する傾向がある。ホッキョクグマはヒグマに極めて近い位置にある。ホッキョクグマとヒグマは、氷期だった約15万2,000年前に共通の祖先から枝分かれした。
そのため互いに交配し、生殖能力のある子孫を残せることが判明しており、野生下でも稀にこのような個体の存在が確認されている。このためヒグマとホッキョクグマの生殖的隔離は不完全となっている。
昨今では温暖化の影響もあり、北上してきたヒグマと陸地に上がってきたホッキョクグマの生息域が重なり「ハイブリッド」と呼ばれるヒグマとホッキョクグマの交配種が確認されている。
ハイブリッドは体毛はホッキョクグマのように白いが、盛り上がった肩と土を掘るための湾曲した長い爪などヒグマの特徴を強く受け継いでいる。
Carcharodon carcharias

ホホジロザメの噛む力は600~650kg。体長は4~4.8m、体重680~1100kgである。オスよりメスのほうが大型で、身体能力も大きな差がある。最大体長および体重に関しては諸説あり、未だ見解は一致していない。
体長11メートルを越える巨大な個体も報告されているが、専門家の意見では体長6メートル、体重1900キログラム程度が最大と見積もられている。但し、推定値ながら、台湾沖やオーストラリア沖などで、切り落とされた頭部の大きさなどから体長7メートル以上、体重2500キログラム以上と推定される個体が捕獲されたことがある。
生息域は、亜熱帯から亜寒帯まで、世界中の海に広く分布している。北はアラスカやカナダ沿岸にも出現した記録がある。アメリカ合衆国や南アフリカ共和国、オーストラリア、ニュージーランドの周辺海域、地中海等で多く見られる。日本近海にも分布する。
Macrochelys temminckii

ワニガメの噛む力は400~455kgもあり、体格から考えると驚異の力といえる。最大甲長80cm。体重113kg。メスよりもオスの方が大型になる。
ワニガメ属は北アメリカ大陸広域に分布していたが、寒冷化に伴い北アメリカ大陸北部および西部に分布していた化石種は絶滅した。水深がやや深い河川、湖に生息し、その周囲にある池沼や湿原に生息することや汽水域に生息する事もある。
底質が泥で水生植物の繁茂した環境を好む。完全水生で、産卵を除いて陸に上がる事はほとんどない。
Crocuta crocuta

ブチハイエナの噛む力は280~320kgで、死骸の骨まで砕き、噛む力はライオン以上である。アフリカ大陸(サハラ砂漠、コンゴ盆地、アフリカ大陸最南部を除く)に生息している。
体長95~165cm。体重40~86kgとハイエナ科最大種である。オスよりもメスの方が大型になる。全身は短い体毛で粗く被われ、尾の先端には房状の体毛が伸長する。毛衣は黄褐色で、濃褐色や黒の不規則な斑紋が入る。
Panthera leo

ライオン、トラは噛む力が270kg~320kgもある。噛む力はハイエナに劣るものの、体格とパワーではハイエナを圧倒する。体重は250kgを超えることもあり、ネコ科ではトラに次いで2番目に大きな種。
現在の主な生息地はサブサハラであるが、インドのジル国立公園のインドライオンは絶滅が危惧されている。約1万年前までライオンはヒトに次いで広く分布する大型陸上哺乳類だった。
そのころよく見られた地域は順に、アフリカ、西ヨーロッパからインドにかけてのユーラシア、ユーコンからペルーまでのアメリカである。飼育個体は20年以上生きることもあるが、野生のライオンの寿命はより短く、特にオスが10年以上生きることは稀である。
ライオンは他のネコ科の動物にはあまり見られない社会性を持っている。メスと子ライオン、そして少数の成熟したオスがプライド(群れ)を形成する。
Human

人それぞれ異なりますが、20歳~30歳の男性の場合、前歯で10kg~20kg。犬歯で20kg~25kg。奥歯で30kg~60kg。そういや甘噛みって何kgくらいなんだろう。3kgくらい?(笑)