『スナック中毒?』お菓子が病みつきになってやめられない理由

スナック中毒

お菓子が好き!というだけでなく、食べるのを我慢できないほど病みつきになっていませんか?

お菓子をやめて正しい食事習慣を身につければ、肥満や疲労も改善されると知っていながら、お菓子をやめられない人は「スナック菓子中毒」にかかっている疑いがあるかもしれません。

スナックやファストフードのキングであるアメリカでは、2010年代以降、ファストフード産業への規制を行っていますが、2000年代より不健康食品の排除や健康的な食品群教育に力をいれてきたイギリスでは、2016年以降、特に子供を対象とした宣伝広告から不健康食品の規制排除を行っています。

ファストフードやスナック菓子産業を衰退させるもしれない決定を国として打ち出さなければならなくなった理由とは何なのでしょうか。

スナック中毒とジャンクフード依存症

junkie fast food snack

「ジャンクフード依存症 (Junk food addiction)」は、「脂肪」「砂糖」「塩」などが大量に含まれており「高カロリー」かつ「ビタミン」「ミネラル」等の栄養素がほとんど含まれない食品または飲料品への依存症をさします。

日本でスナック菓子中毒という言葉が使われるようになった元祖です。

アメリカやイギリスでは、そんなスナック菓子のみならず清涼飲料、インスタント食品やバーガーなどのファストフードのことを1970年代から「ガラクタ」「ゴミ」なんて意味の「ジャンクフード」と総称しています。

ジャンクフードの始まりは、精製小麦粉や精砂糖(白砂糖)にシロップを使った「白パン」「クラッカー」「ケーキ」「キャンディ」からアイスクリームに甘い炭酸飲料などが「チートフード(ダマシ食品)」として社会問題となっていた1910年代までにさかのぼります。

ジャンクフード依存症という言葉が使われるようになったのは、3年間をかけて行われたという次の研究結果が発表されてからです。

スナック菓子中毒やジャンクフード依存症になるのはなぜ?

スナック中毒 依存症 ジャンクフード依存

最大の理由は、丹念に調合された「調味料」「着色料」「砂糖」などが要因です。

2008年、アメリカ、フロリダのラットを使った研究から、ジャンクフードの摂取は、麻薬のような中毒性薬物と同様の変化を脳活動に与えると発表されました。

ジャンクフードに無制限でアクセス出来るようになったラットの数週間後の脳内では、楽しみや喜びを司る「楔前部(けつぜんぶ)」の感覚が減退したことで、満足感が得られず、食べ続けるようになりました。

その後、ジャンクフードから健康的な食事に切り替えられたものの、ラットは栄養価の高い食事を2週間受け付けませんでした。

そして、スナック菓子中毒になる2番目の理由は、「口の中でとろける」感にもあるようです。

しっかりと噛まないで食べていると、脳まで「食べている」「カロリーを摂取している」という信号が届かず、食べることでの満足感が得られないようです。

スナック中毒 お菓子中毒

幸せな気分を味わえるはずの「満腹感」を得られないようにする事に成功したジャンクフード製品は、人に何度でも食べたくなる味覚を持たせます。

そして、脳に食べることを止めさせる信号を出さない成分の塊なのです。

これが、一度たべたらやめられない!毎日飲まないと気が済まない!という中毒症状を引き起こしている原因です。

正に合法ドラッグ。食べ続ける私達は、中毒ということに気付くこともできないのです。

「終わらない中毒ループ」は死ぬまで私達をジャンキーにさせています。

まとめ

「スナック菓子産業」「インスタント食品産業」「ファストフード産業」らは世界中で膨大な収益のあるビジネスです。

人を病みつきにさせる理由がなんとなくわかってはいたものの、これまで大きな規制をとられることもなく、1世紀にもわたって自由に市場にでまわっていました。

2008年に依存性のあることが発表されてから10年。

どうしてもやめられないお菓子を、噛み応えのある「人参スティック」や「りんご」に置き換えたり、1週間に1度でもいいので、スナック菓子解禁DAYを設定し、スナック菓子中毒を何らかの形で断つ日が必要かもしれません。

スナック菓子の救世主は「噛み応えのあるもの」と「添加物がなく素材がはっきりしているもの」です。

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