トップへ戻る
2016/09/13

赤ちゃんのような腸内細菌

あなたの腸内は安全ですか??腸内では日々、100種類以上の細菌の戦いが行われています。大きな勢力は二つ。

あなたの健康を応援してくれるのが『善玉菌』。健康を妨げるのが『悪玉菌』です。善玉菌が優勢な状態であれば、健康体を保てますが、悪玉菌が優勢になった場合、どんなことが体に表れてくるのでしょうか?

便秘
悪玉菌が腸の働きを妨げることにより、便が排出するリズムが崩れます。また、便秘が続くことによりむくみだけでなく、肥満の元にもなります。

口臭、体臭
悪玉菌が増えている腸内ではたんぱく質や脂肪が分解されにくく、腐敗して悪質なガスが発生します。通常はおならとして排出されますが、一部は血液をめぐって至る所に届くので、口臭や体臭の原因になります。

免疫機能の低下
悪玉菌の多い腸内はアルカリ性が強くなります。この状態は病原菌が繁殖しやすい環境に陥ってしまうため、風邪をひきやすくなったり、肌荒れなどにつながります。口内炎ができると「胃腸が悪い」と言われるのもこのためです。

自律神経の乱れ
腸は第二の脳と言われるほど、体の中でも重要な役割を担っています。自律神経は交換神経と副交感神経によって成り立ちますが、副交感神経は胃や腸が活発な状態の場合にしっかり働きます。

つまり、腸内環境が悪化している状態では副交感神経をうまくコントロールできず、ひどいと「うつ病」や「不眠症」などの症状にも発展します。

他にも最悪の場合、胃がんや大腸がんなど重篤な病気につながる可能性もあります。その不安を少しでも取り除いていきたいですよね。

そもそも悪玉菌が活性化する所以はどこから来るのか?

それは現代の生活スタイルが大きく関係しています。偏った食生活、運動不足、ストレスも原因の要素です。

生まれたときは真っ新な状態ですが、日々悪玉菌の繁殖しやすい環境が積み上げられ、次第に体に症状が現れ始めます。

赤ちゃんが生まれてすぐあとの便には、一切菌は含まれていないそうです。その後、生後1週間程で大腸の中は善玉菌の代表格、ビフィズス菌が9割のシェアを持つようになります。

その後、母乳により比率を保っていくようです。そのため赤ちゃんのうんちは臭くないんですね。

本当にきれいな腸で、理想的な状態です。離乳食、幼児食、大人に近い食事を摂るようになるに従い悪玉菌の量も増え、便も大人に近づいていきます。

悪玉菌が増え始めてから大人と同じ食事を摂る頃になると、しばらくバランスは保たれたままですが、成人を過ぎた頃を境に、ビフィズス菌の量は減少傾向に傾き、その後減り続けます。

この減る傾斜をどれだけゆるやかにできるか、また減ってしまった場合、どうやって取り戻せるかが、成人した人々にとっては重要になってきます。

赤ちゃんの腸に近づくために

赤ちゃんの腸内細菌を目指す

善玉菌を賢く増やすには、代表格の乳酸菌、中でも生きて腸にまで届く乳酸菌を摂ることが重要だと思います。

チーズや糠漬けなどの発酵食品だけでなく、最近ではサプリや飲料、ヨーグルトも発売されているので、そういったものを定期摂取するのが良いでしょう。

また乳酸菌の働きを助ける要素として、食物繊維を摂ることも重要です。悪玉菌の抑える働きをしてくれるので、乳酸菌がのびのびと活躍してくれます。食べ物は根野菜やバナナなどが有名ですよね。食物繊維も一緒に入ったサプリを食べるのもおすすめです。

胃や腸は寝ている時間帯に動きが活性化するので、しっかり睡眠をとることも大切です。腸内環境が心配な方はこれを機に生活リズムを一度見直してみて欲しいですね。

最近では「腸年齢」という言葉も有名になってきました。少し心がけるだけでも、少し若返ることが出来るかもしれません。

まとめ

母乳で育っている赤ちゃんの腸内細菌は90%はビフィズス菌と言われています。母乳は悪玉菌の餌にはならず、善玉菌が増えるシステムが構築されています。

もちろん、人工乳でも成長には問題ありませんが、どれだけ良い粉ミルクが作られるようになろうと母乳が推奨されるのは、乳児期の免疫力だけが理由ではありません。

大人と同じ食生活に近づくにつれ、細菌の種類は増えていきます。

⇒こんな感じの他の記事みる?