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2016/08/20

漬物に含まれる隠されたパワーとは

皆さん漬物はお好きですか?漬物と聞くとお年寄りが好んで食べるものというイメージがありますが、近年この漬物は体に良いということが分かってきています。

体に良い成分「乳酸菌」 が多く含まれているらしいんですね。

そう聞いたらさっそく漬物の事を調べてみたいなと思いチェックしてみましたので、ご紹介します。漬物パワーはなにやら凄いみたいですよ!

乳酸菌が体に良いというのはホント?

まず、乳酸菌というとすぐに思い浮かぶのは「ヨーグルト」や「乳製品」ですよね。特にヨーグルトは乳酸菌が腸に良いということで積極的に食べている人も多いと思います。

しかし、この乳酸菌、本当に体にいいのでしょうか?

ただ周りが体にいいというだけで流されて食べているだけじゃないの?と色々と考えが巡ってきましたので、まずは乳酸菌についてキチンとチェックしてみました。

からだに必要な乳酸菌

腸内細菌と体に良い乳酸菌

乳酸菌はいわゆる「菌」の一種ですが、オリゴ糖などを利用した乳酸をはじめ「酸」を作り出す菌のことをいいます。

これは自然界に広くあるものですが、人間の体に存在しているのがビフィズス菌、アシドフィルス菌、腸球菌の一種であるフェカーリス菌など、これらをまとめて「善玉菌」と呼んでいます。

なるほど、人間の体内には良い菌が重要なのですね。

そしてこの乳酸菌ですが摂取することによって、腸内にあるビフィズス菌を増やしたり善玉菌を増やしたりもします。

また乳酸と酢酸を作り出して腸の働きを良くしこれらで有害な菌の増殖を抑える役目もしています。

生きた乳酸菌をからだに取り入れるには?

腸や体に良いみそ

となると、乳酸菌は本当に体にいいことが分かってきましたね。さらにもっと大切なのは、この乳酸菌は生きていなければ意味がありません。

生きた乳酸菌を手軽にとるために「発酵食品」を食べることで、乳酸菌を体に取り入れることができます。

発酵食品というと、「チーズ」「納豆」「ヨーグルト」「乳酸菌飲料」「漬物」「味噌」「醤油」などがあります。これらを積極的に摂れば、腸にもそして体にも良いということになるようです。

これからは発酵食品を意識して食べるといいかもしれませんね!

漬物に乳酸菌は多いの?どんな乳酸菌があるの?

さて、乳酸菌がからだにいいことはよく分かりました。じゃあヨーグルトやチーズで十分じゃないの?って思いますよね。

まぁヨーグルトを全く食べないよりは食べたほうがいいのですが、ヨーグルトや乳製品にある乳酸菌と、漬物にある乳酸菌には大きな違いがあるんです。

ここまで知っている人は少ないのでは?調べていてとても勉強になります。

乳酸菌は大きく2つに別れます。一つは「動物性乳酸菌」、もう一つが「植物性乳酸菌」です。

これらを見て分かる通り動物性はヨーグルトやチーズ、そして植物性は漬物や味噌などに含まれる乳酸菌です。

動物性と植物性ではどんな違いがあるのか?

漬物のパワー

そして動物性乳酸菌はほとんどが腸まで届かずに死んでしまいますが、植物性乳酸菌は生きたまま腸まで届くのです!

先ほどいいましたが乳酸菌は生きていなければいけません、なのでこの植物性乳酸菌はとても大事なのです。

しかし、死んでしまう動物性乳酸菌も、その死んだ菌を食べて有効にする善玉菌もあるようなので、これはこれで必要なのだそうです。人間のからだはよくできていますね。

では、どうして植物性は腸まで届くのか?

植物性乳酸菌はとても強くできています。胃酸にも強く、また植物性乳酸菌は漬物塩分も含んでいますので、酸だけでなく濃い塩水塩の中でも生きていられるそうです。

そして植物性乳酸菌の漬物は塩分が強くかなりサバイバルな環境でも生き延びます。

それに比べて動物性乳酸菌はミルクの中でのぬるい環境でヌクヌク育っているので弱いのです。

…なるほど、こういうことが分かると漬物を食べなきゃと思えてきました。

漬物にある乳酸菌はすごい

そして漬物の中にある乳酸菌ですが、なんと30種類のさまざまな乳酸菌が含まれています。この多さにはビックリです。30種類を紹介するのはちょっと大変なので主な乳酸菌を紹介すると、

  • ラクトバチルス・プランタラム菌大腸菌:O−157を抑制する
  • エンテロコッカス・フェカリス菌:免疫力を高める
  • リューコノストック・メセンテロイデス菌:整腸作用を強める
  • ラクトバチルス・ブレビス菌:免疫力と整腸作用を高める
  • ペディオコッカス・ペントサセウス菌:メタボ予防効果

このようにざっと見ただけでもかなり体にいい乳酸菌ばかりですね。このほかにもたくさんの乳酸菌があるわけですから、これはもう漬物を積極的に食べたほうがいいですよね。

乳酸菌のたくさんある漬物にはどんなものがある?

漬物の乳酸菌の効果

さて、漬物乳酸菌効果が抜群だということはよく分かりました。となると次は乳酸菌の多い漬物の選び方を紹介します。

まず漬物ですが、浅漬けなど調味液で漬けた漬物には乳酸菌はありません。なので発酵している漬物、たくあん漬け、ぬか漬け、柴漬け、すぐき漬けなどに植物性乳酸菌が含まれていますので、選ぶときはこれらの漬物を積極的に選ぶようにしましょう。

市販の漬物と自家製漬物では乳酸菌の量に違いが

しかし、ここでちょっと注意が必要です。市販の漬物と自家製の漬物には乳酸菌の量が違うのか?どっちがいいのか?と疑問に思うかもしれませんよね。そこで少し調べてみました。

結論ですが、自家製の漬物の方がより多く乳酸菌があるようです。これは、最近の市販の漬物には科学調味料や添加物が多く使われていて、それらが植物性乳酸菌の量を減らしてしまうそうです。

なので、スーパーで漬物を買う際にはパッケージの裏にある「原材料」のところをチェックすることをオススメします。

食品添加物に注意

特に保存料の一種で添加物「ソルビン酸」は腸内の善玉菌を減らしてしまうようなので注意が必要です。

かといって自分でぬか床を作ってぬか漬けや漬物を作るのも大変ですよね。そういう場合は漬物の原材料をチェックし、なるべく添加物の少ない漬物を選ぶようにするといいと思いますよ。

便秘に漬物がいいって聞いたけどホント?

便秘への効果と効能

そして漬物の乳酸菌には便秘解消に効果的というのでこちらも話題ですが、実際のところどうなんでしょう?

これもさっそくチェックです。植物性乳酸菌は今まで調べた結果、酸に強く腸まで生きたまま届くので、当然腸内環境を整えてくれるわけですね。なので便秘解消にもバッチリです。

驚異の「ぬか」

さらにぬか漬けに使う「ぬか」は、たった2グラムの中に2億個以上の乳酸菌が含まれているそうです。これには驚きですね。しかもぬか漬けが一番効果的のようです。

そして漬物には水に溶けにくい食物繊維があるので、これが腸内のぜん動運動をより強く刺激して便通にもいいそうですよ。植物性乳酸菌と食物繊維のダブル効果が期待できそうですね。

乳酸菌をたくさん作る漬物のレシピ

漬物の驚異的なパワー

さて、ここまで来たら市販の漬物でもいいですが自分で漬物を作ってみたいという人に、カンタンに作れる漬物レシピをご紹介しましょう。

まずはなんと味噌とヨーグルトでダブル発酵の漬物です。これは意外な材料で作っていますが、ぬか床もいらず家にある材料で作れてしまうのがいいですね。

クックパッドさんのレシピを引用してご紹介します。

●材料はパプリカとセロリという西洋野菜を使っているのが面白いです。
⇒超カンタン!味噌とヨーグルトで漬物

●次は梅酢の利用で本格的なしば漬け風漬物です。こちらは梅酢なのでどちらかというと夏場の漬物といった感じでしょうか。これも美味しそうで簡単に作れそうですよ。
⇒梅酢利用 本柴漬け風しば漬けの作り方

まとめ

漬物のパワーまとめ

漬物の乳酸菌が話題ということで調べてみましたがいかがでしたでしょうか?

植物性乳酸菌がヨーグルトやチーズより優れているとは知りませんでしたね。これからは漬物の良さを見直して、毎回の食事に漬物を加えてみてはいかがでしょう?

体に良いのであれば積極的に取り入れたいですね。

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