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2016/01/16

2016.05.07更新

最近はカフェイン中毒の危険性について騒がれていますが、そもそもカフェインとは身体にとってどのような作用があるのでしょうか。

一般的なイメージとしては、”目が覚める”とか、”落ち着く”とか、多少なり依存性がある?といった感じでしょうか。この記事では悪い面、良い面の両方を考えていきたいと思います。

コーヒーの作用

カフェインの危険性

カフェインにはどのような危険があるのかまとめていきます。

カフェインの一般的な副作用として、不眠、頭痛、めまい、不安、疲労感、注意が散漫になったり抑うつなどがあります。
コーヒーは空腹時に飲むと胃液の分泌を促進し、胃が荒れるため、食後が良いとされます。

腹痛

ですがカフェインは鉄分の吸収を阻害する働きもあるため、食前後の摂取、特に女性はあまりよくないそうです。

カフェイン以外の相乗効果によってはカルシウム不足にもなります。カフェインには骨のカルシウムを血中に溶かして尿として排出させる働きがあります。

例えばあなたが、炭酸飲料が好きで、お酒も大好きで、運動不足でしかも偏った食事してるよ!って場合は、それらが相成って、カルシウム不足がより深刻になります。というかそれ意外に問題山積みですが…

そう考えると、コーヒーと牛乳って罪な関係ですね(大罪)。お互いを殺しあう関係です。欧米なんかはカルシウム大国にもかかわらず、カルシウム不足が原因でなる股関節骨折が増加してるらしいです。

理由はいうまでもなく偏った食事や運動不足、生活習慣病でしょう。このあたりからもみえてきますが、何かの過剰摂取は必ず何かを殺します。たとえ体に良い成分でも、何かを殺す関係にあるかもしれないことを認識しておいたほうが、あなたの身のためということです。

肝心のカフェイン過剰摂取による悪影響をみていく

カフェイン

下記一杯あたりのコーヒには70mg~150mg含まれています

  • 70mg前後はインスタント。レッドブルなどもこのあたり。
  • 150mg前後はドリップやエスプレッソです。
  • 缶コーヒー(180ml)は90mg~170mg前後含まれます。

下記カフェイン摂取による慢性中毒(24時間中)と致死量

  • 体重40kgに対して4gで慢性中毒。8gで致死量。
  • 体重60kgに対して6gで慢性中毒。12gで致死量。
  • 体重80kgに対して8gで慢性中毒。16gで致死量。

いかがでしょう。インスタントコーヒーの場合、一日に100杯飲めば慢性中毒になり、体重の軽い女性の場合は致死量にあたります。

ドリップで100杯飲めば、体重の重い男性でも致死量になります。上記はあくまで目安ではありますが、普通の方がよく飲んでも一日に3杯~5杯程度。コーヒだけで考えた場合、致死量はおろか慢性中毒量分を飲むのも、常識では考えられない量ということになります。いちおう目安としては、自分の体重の一桁グラム分が慢性で、その倍が致死と認識しておけばよいです。

コーヒーや紅茶を普通に楽しんでいる方であれば全く気にする必要のない数値となります。もちろんカフェインはコーヒー以外にも、眠気覚ましに特化したドリンクやカフェイン薬なども販売されていますから、それらのカフェイン含み量が多いものと併用すると、体調次第では危険な行為になります。

カフェインの有用性

コーヒーと美女

これまでコーヒー/カフェインのリスクについて考えましたが、次は良い面をみていきましょう。

美肌になる

美肌

女性にとってはまたとない話ですよね。女性にとっての大敵シミ・シワ(恐ろし)

原因は、紫外線によるお肌の酸化で、メラニンが増えてしまうからです。コーヒーにはその酸化を防ぐ、強い抗酸化作用があります。この成分をポリフェノールともいい、赤ワインと同じくらいの含み量になります。

とくにコーヒーポリフェノールは他の食品と比べても吸収率も良いのです。作用は2時間程度なので、一日かけて2杯~5杯程度を飲むとより効果的です。美肌間違いなし。

ズバリ、痩せる

痩せる

カフェインには血行を良くする効果があり、基礎代謝が上がります。利尿作用によりむくみが解消されたり、女性に多い冷え性や肩こりの解消にも効果があります。運動前や体を動かす前にカフェインを摂取すれば、脂肪燃焼が促進され、ダイエット効果あり。

記憶力アップ

記憶力

カフェインによる長期記憶力が強化されることが近年の研究で明らかになってきています。これは脳のパターン分離をつかさどる海馬への影響によるものではないかと推察されていて、おおよそ200mgのカフェインを摂取すれば記憶の定着に効果があるらしいです。

カフェインには緊張を和らげ落ち着く効果もあり、特に受験勉強を控える受験生には相乗効果が期待できるかもしれません。今後もこの記憶力への影響は見逃せないカフェインの効能の一つです。

慢性的なストレスの軽減

これはカフェインには緊張を和らげ落ち着く効果もあると重なる部分もありますが、継続的な摂取がより効果的です。

カフェインは人間の脳内のアデノシン受容体のタンパク質に作用するといわれています。マウスの実験でもカフェイン摂取によりタンパク質に変化が起こり、抑うつ症状が少しずつ解消されていき、記憶障害も改善していったらしいです。

1日にコーヒーを数杯飲む人は鬱になる可能性が全く飲まない人より10%ほど低いというデータもあります。

元気一番

自殺率が半減

これはハーバードの大学院の研究で1日に数杯飲む人は飲まない人に比べて自殺率が半減するらしい。おそらくドーパミンやノルアドレナリンなどの力によるものとされており、抗鬱効果が高い。これも慢性的なストレス軽減の効果と似ています。

肝がんや糖尿病リスク軽減

コーヒーは、炎症を和らげる作用があり、肝炎の進行を防ぐことによって、肝がんを予防するのではないかと考えられます。糖尿病などにコーヒーの予防効果が報告され、カフェインによるものではないかと推察されていますが、同じくカフェインを多く含む緑茶の場合、多く飲んでいる人でも肝がん発生率の低下がほとんど認められなかったことから、カフェインというよりは、コーヒーにのみ含まれている別の成分が関与しているものと思われます。

コーヒーは糖尿病の発症前に良いのですが、発症後は要注意といわれています。糖尿病の発症は肥満が大きな要因。コーヒーに含まれるカフェインは脂肪の消費を促進し、炭水化物の利用効率を下げる働きがあります。

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