音楽をテーマにした映画!素晴らしいミュージックムービーのおすすめ

音楽がすごい映画

今回は音楽を題材にした映画をご紹介します。観た後はきっとサントラを聴きたくなるはず!

観れば彼女のことを好きにならずるを得ない「AMY エイミー」

27歳で亡くなったエイミー

27歳でこの世を去った波乱万丈のシンガー『エイミー・ワインハウス』を題材としたドキュメンタリー映画。

エイミー・ワインハウスといえば「Back to Black」で全英チャート1位を獲得、その後発売された「Rehab」などが世界的に大ヒットし有名です。

曲がヒットし、幸せの絶頂になるかと思いきやそんなことはなく、以前から患っていた摂食障害や薬物依存の悪化、恋人が刑務所に服役するなど、どんどん生活は荒んでいきます。

この映画を観てると本当に音楽だけが彼女の救いだったんだなと、切なくなっちゃいます。
(有名になるにつれて彼女の周りにまともな人が少なくなっていく…)

印象的だったのはグラミー賞を受賞したときです。本当はアメリカの授賞式に参加するはずだったのですが、薬物の疑いで入国できず、ロンドンのリヴァプールにて衛星中継で授賞式に参加。

結果、最優秀新人賞や最優秀楽曲賞など5部門で賞をとる快挙で会場の熱気は最高潮に。

エイミーは思わず親友を舞台に呼び、ハグをします(そういうシーンってよくありますよね)

でも後からその親友にインタビューしたところ、エイミーはこう言ったそうです。

「わたしクスリがなくちゃ、こんな賞全然嬉しくないわ…」

悲しくなっちゃいますよね。それだけ薬物への依存が強烈だったようです。

最後、エンドロールで「Valerie」が流れるんですが、もう涙ぼろぼろ出てきます。

「天国で誰にも邪魔されずに自由に音楽やってね」って気持ちになります。

私はモーツァルトを殺したのだ、そして彼の音楽の一番の理解者だった「アマデウス」

アマデウス 映画

1823年の11月の夜、アントニオ・サリエリという老人が自殺に失敗し、精神病院に運ばれてきます。

彼を訪ねた神父は彼に何がつらいのかと尋ねる。

すると彼は「許してくれモーツァルト…、君を殺したのはこの私だ..」と言って語り始める。

若きサリエリは信仰心と音楽への愛に溢れていた。そして彼はオーストリア皇帝ヨーゼフ2世の音楽家庭教師をつとめ、周りからも尊敬される人物となる。

しかし、そこに現れた一人の天才、その名は”ウォルフガング・アマデウス・モーツァルト”

その自由奔放かつ無礼な振る舞いから他の作曲家から嫌煙されることも多かったが、圧倒的才能にサリエリは激しい嫉妬を覚える。

そしてモーツァルトを排除しようとするのだが…

アントニオ・サリエリは実在した作曲家で実際にモーツァルトと諍いがあったという記録が残っています。
(モーツァルトは「ウィーンで出世できないのはサリエリが邪魔する為」と主張した)

そのような記録を元に作られたのがこの「アマデウス」。

「殺した」「邪魔された」なんて言ったのでどろどろな権力争い系?と思う方ご安心下さい。

音楽への愛と人間味にあふれた素晴らしい映画です。

物語はアントニオ・サリエリの視点で語られます。モーツァルトをライバル視し、あの手この手で罠にかけようとするサリエリ。

しかし、最後には図らずもモーツァルトの助けとなってしまいます。なぜならサリエリは誰よりもモーツァルトの音楽を愛していたから。

わかりやすいのがオペラのシーン。

モーツァルトはウィーンでオペラをいくつか作曲するのですが、その内容は革新的で今までのオペラとは違っているのと、宮廷内ではモーツァルトを嫌う音楽家も多かったので不評でした。

そこでサリエリが「私の圧力で公演はたったの5回!しかし5回とも全部観た!」と言うんです。

もうモーツァルト大好きですよね。「神の音楽」って劇中で100回くらい言ってますからw

歴史物なのに、人物がコミカルに描かれていてとても観やすいです。

もしかしたらこれをきっかけにクラシックを聴いてみようかな~と思う人もいるかもしれない。音楽を志している人なら、なにか気づきがあること間違いなしです!

1955年誰もが女に、車に、酒に、人生に溺れた「キャデラック・レコード」

キャデラック・レコード

1947年ポーランド系ユダヤ人のレナード・チェスの経営するクラブでは黒人達が毎夜ライブを行っていた。

そこへ現れて突如バンドの演奏を妨害し始めた二人組、ギタリストのマディ・ウォーターズとハーモニカのリトル・ウォーター。

二人の才能を見込んだレナードは二人を連れて黒人音楽”ブルース”を専門とするレコード会社「チェス・レコード」を立ち上げる。

さっそくマディの歌をラジオで流すように働きかけると、歌は次第に人気になり、ついにはマディは人気歌手となる。

その後もチャック・ベリー、エタ・ジェイムスなど若手の才能を発掘したチェス・レコードは誰もが知るレーベルへと成長するが…

実在の伝説的レコード・レーベル「チェス・レコード」の盛衰を描いた音楽映画。

なぜタイトルが「キャデラック・レコード」になってるかというと、経営者のレナード・チェスは歌手たちに印税のかわりに車のキャデラックをプレゼントしていたからなんです。

多分本当はキャデラック以上の印税を稼いでいた歌手たち。でもそのときは黒人差別がひどかったし、ヒットする前には貧しかった人ばかり。

そしてヒットしてからはみんな酒やドラッグに溺れていく。そんな状態じゃお金の計算まで頭が回らなかったのかもしれません。
(もちろんそんなごまかしはずっと続かないので歌手達はレナードへ不信感を持つようになるのですが)

映画では現在の俳優たちが伝説の曲をカヴァーしており、すばらしいの一言。

特にビヨンセは本業が歌手なだけあって、迫力があります。

映画の中に音楽があるので、ストーリーが入ってる分、音楽にも入り込みやすいです。サントラが欲しくなること間違いなしです!

まとめ

全体を観た感想として、音楽で爆発的に成功する人はなにかに溺れてる人が多い印象です。

それが恋愛だったり、ドラッグや酒だったり内容は様々ですが、ぱっと見は成功してるのに、本人は身を削るようにして生きてる場合が多い。

そして成功するにはそれを売り込む人間がとても大切だということ。

モーツァルトの時代なんてレーベルなんてないので、才能があっても余裕で埋もれる。
(才能がなくても売り込みする人間が上手ければ売れるし儲かる)

もしくはさっきも書いたようにとても繊細で余裕がない人が多いので、才能を利用されて搾取される場合もある。

音楽で生きていくのは本当に大変だなと凡人は思いましたw

でもこうやって映画で音楽を取り上げてくれると、今まで縁がなかった音楽にも興味が持てますし、そこには新しい気付きもあります。

ぜひあなたもお気に入りの音楽映画をみつけてください。

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