トップへ戻る
2016/10/21

この世に数多くの映画はあれど、「観ていてよくわからない」とか「暗い気持ちになった」という映画もたくさんありますよね。

ミュージカル映画はとにかく何も考えずに楽しめるものが多いです。歌には人を元気にする力があると思います。今回は観ていて疲れが吹き飛ぶようなパワフルなミュージカル映画を6本ご紹介します。

セクシーなダンスと歌に釘付け!『CHICAGO』

ミュージカル映画のおすすめ

ブロードウェイでロングランを続けている同名ミュージカルを映像化したものです。第75回アカデミー賞・第60回ゴールデングローブ賞の作品部門を受賞しました。

『ブリジッド・ジョーンズの日記』のレニー・ゼルウィガーやリチャード・ギア、キャサリン・ゼタ=ジョーンズなど豪華キャストによるセクシーなミュージカル映画です。

舞台は1920年代のシカゴ、スターになることを夢見るロキシー(レニー・ゼルウィガー)は不倫相手を喧嘩の末に銃殺してしまう。

そして刑務所に入ることになるのだが、そこで出会ったのは憧れだったナイトクラブのダンサー、ヴェルマ(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)だった。彼女も夫を殺して一足早く女性刑務所の殺人棟に入っていたのだ。

ロキシーは刑務所を出るため敏腕弁護士のビリー・フリン(リチャード・ギア)に自分の弁護を依頼し、瞬く間に悲劇のヒロインとして世の中の注目を集めることになる…。

この映画に主に出てくるのは女性なんですが、本当にセクシーさとその精神の図太さに圧倒されます(笑)かっこいいです。

ロキシーの小悪魔でキュートな魅力とヴェルマの女王のような迫力どっちも素敵だと思いました。自分も強く生きていかなきゃなとパワーをもらえる映画だと思います。

ディズニーのプリンセスが現代のNYに迷い込んできたら?!『魔法にかけられて』

魔法にかけられて

こちらは打って変わって、殺人などありえない!ディズニープリンセスのミュージカル映画です。2Dアニメーションと実写を使ってディズニー世界と現代のコラボレーションを果たしています。

おとぎ話の国アンダレーシアに住むジゼルはエドワード王子と出会い、その日のうちに婚約する。

しかし、エドワード王子の継母ナリッサは女王の座が奪われることを危惧し、ジゼルを“永遠の幸せなど存在しない世界”現代のNYに追放してしまう。

大都会で路頭に迷ったジゼルだったが、仕事帰りの弁護士ロバートと娘のモーガンに助けられる。最初は突飛なジゼルの振る舞いに困惑するロバートだったが、次第に天真爛漫な彼女の人柄に心を開いていく…。

ジゼル(エイミー・アダムス)はおとぎ話の世界、つまりディズニーのアニメーションから来た女性なので、いきなり歌い踊ります。

お掃除には街の鳩やゴキブリを総動員するなどディズニープリンセスとしては基本行動のひとつだと思うのですが、リアルでそんなことやられたらドン引きですよね。

それをディズニー自身がジョークにしてしまったすごい映画です。過去のディズニー映画のオマージュがふんだんに盛り込まれており、それを見つけながら観るのも楽しいと思います。

ジゼルのまっすぐな言動とアラン・メンケンの素晴らしい楽曲があいまって、観ていて楽しい、最後は元気をもらえる映画となっています。(アラン・メンケンはリトル・マーメイド、美女と野獣などディズニーヒット映画の音楽を数多く作曲しています。)

続編の製作も決定されており、2017年夏から製作予定です。

レトロでカラフルな姉妹の物語『ロシュフォールの恋人たち』

ロシュフォールの恋人たち

1967年に公開されたフランスのミュージカル映画。主演はカトリーヌ・ドヌーヴとその実の姉である、フランソワーズ・ドルレアック。

作曲家は同じフランスのミュージカル映画で大ヒットとなった『シェルブールの雨傘』のミシェル・ルグランです。悲恋ものだった『シェルブールの雨傘』から今度はハッピーで陽気な今作に挑戦しました。

フランス西南部の海辺の街、ロシュフォールでは年に一回のお祭りを目前にして賑わっていた。

ソランジュ(フランソワーズ・ドルレアック)とデルフィーヌ(カトリーヌ・ドヌーヴ)は美しい双子の姉妹でソランジュは音楽家、デルフィーヌはバレリーナとして、いつか花の都パリで自分の力を試したいと思っていた。

それと同時に二人はいつの日か、素晴らしい恋人と巡り合いたいとも願っていた。

姉妹の母イヴォンヌ(ダニエル・ダリュー)は街で人気のカフェを経営していて、そこには毎日夢見る若者たちが集うのであった。ロシュフォールを舞台にソランジュ・デルフィーヌ姉妹と若者たちの恋、夢が繰り広げられる…。

60年代のファッションやカラフルな色使いなど観ているだけで楽しい気持ちになれる作品です。音楽では“キャラバンの到着”のシーンに使われるイントロはCMなどで聞いたことがある人も多いと思います。

ソランジュ・デルフィーヌはとても仲の良い姉妹なんですが、その仲の良さがべたべたしてなくてフランス女っぽいな~と思いました。おしゃれな映画が好きな方やフランス映画の入門編としてもおすすめです。

豪華キャストによる感動の歌声『レ・ミゼラブル』

レ・ミゼラブル

2012年に公開された同名ミュージカルを映画化しゴールデングローブ賞作品賞を受賞した作品です。主演のヒュー・ジャックマン、助演のアン・ハサウェイはアカデミー賞の主演男優賞、助演女優賞を獲得しました。

格差と貧困にあえぐ民衆が自由を求めて立ち上がろうとしていた19世紀フランス。ジャン・ヴァルジャンは貧しさのあまり、たった一本のパンを盗んだ罪で19年間投獄される。

仮釈放になったはいいが、行く場所もなく彼は教会へ助けを求めた。司教は彼を温かく迎え入れたが、ヴァルジャンは教会にあった銀食器を盗んでしまう。

盗みがばれ、憲兵にとらえられたヴァルジャンだったが、それを見た司教は「それは私が彼にあげたものです」とその罪を許し、放免した。それまで人間不信と憎悪の塊であったヴァルジャンは司教の真心に触れ、身も心も生まれ変わろうと決意する。

ヴァルジャンはマドレーヌと名前を変え、その善良な人柄と行いが評価され市長の地位まで上りつめる。

しかし警官のジャベールは執拗にヴァルジャンの行方を捜していた。そんなときヴァルジャンと出会ったのがフォンテーヌだった。彼女は元はマドレーヌの経営する工場で働いていたが、不当な理由で解雇され、ついには売春婦にまで身を落としていた。

病床の彼女から愛娘コゼットの未来を託されたヴァルジャンはジャベールの追跡をかわし、コゼットと共にパリへ逃亡する。

日は流れ、コゼットはマドレーヌの愛情を一心に受け美しい娘に成長する。その頃、パリの下町では革命を起こす若者たちの事件が相次いで起こり、二人はその渦中に巻き込まれていく…。

まずカメラワークがとても良いと思いました。街全体の様子は臨場感がありますし、そこから個々人にスポットが当たる切り替えがとても自然です。

そして何と言ってもそれぞれの俳優のソロが素晴らしかったです。生歌(後で歌だけを撮りなおす映画が多い)ならではの迫力がありました。

ロングランミュージカルの映画化でハードルも高かったと思いますが、見事に映像化されました。それぞれポイントは違うかもしれませんが、観た後は多分ハンカチが必要になるかと思います。

歌姫による圧巻のパフォーマンス『Burlesque』

バーレスク

2010年公開のクリスティーナ・アギレラの初主演作です。クリスティーナ・アギレラといえばアメリカの人気シンガーです。元々はディズニーからデビューしたアイドル歌手的なポジションだったのですが、デビューアルバムでブリトニー・スピアーズをおさえ、グラミーの最優秀新人賞を獲得。

その後映画『ムーラン・ルージュ』の主題歌となった「レディー・マーマレード」で話題の歌手と共演し、これもまたグラミー賞(もちろん全米1位)を獲得しました。今では実力派シンガーとして誰もが知る存在となっています。

アリ(クリスティーナ・アギレラ)はアイオワの小さなカフェで働くウェイトレス。

しかし、彼女には歌手になるという大きな夢があった。店長の横暴な経営方針に日頃から不満を募らせていたアリは、ついに仕事を辞めてロサンゼルスに行くことを決意する。ロスに来たものの、仕事も行くあてもないアリは、偶然目についた「バーレスク・ラウンジ」に入る。

舞台の華やかさに感動したアリはそこで働いているウェイターのジャック(キャム・ギガンデット)に頼み込んでウェイトレスになる。

ある日、ダンサーの一人が妊娠で辞めることになり、アリはオーディションの末、代役として選ばれる。さらに以前からアルコールの過剰摂取などで問題ばかり起こしていたニッキ(クリスティン・ベル)に代わり、ソロで踊れることになったアリは巡ってきたチャンスに興奮していた。

舞台を降ろされたニッキは嫌がらせとしてアリの出演中の音楽コードをスピーカーから抜いてしまう。一瞬、無音になったバーレスク・ラウンジだったが、機転をきかせたアリが、フルコーラスで一曲歌い上げる。

パワフルなアリの歌声に観客は喜び、その日は大成功となる。その日からアリの歌をメインに舞台が組まれることになり、評判は新聞でも話題になるほどだったのだが、実はバーレスクには多額の負債があった…。

クリスティーナ・アギレラが曲によって、衣装やキャラをイメージチェンジするのですが、それがとてもセクシーでキュートです。音楽を聴いてるだけでノリノリになれるので女子会などで観ても楽しいかもしれません。

ちょっとエッチなホラー・コメディ『ロッキー・ホラー・ショー』

Rocky Horror show

最後は少しマイナーな作品を紹介します。1975年にイギリスで公開されたブリティッシュ・ミュージカル・ホラー映画。ホラーといっても全然怖くありません(笑)ちょっと見た目がハードな人たちが出てきますが、全編にわたってコメディです。

恩師スコットに婚約の報告をしようと出かけた恋人同士のブラッド(バリー・ボストウィック)とジャネット(スーザン・サランドン)。しかし山中で車がパンクしてしまう。そこで電話を借りようと近くの古城を訪ねるが、そこではなんとも奇妙なパーティーが繰り広げられていた…。

公開当初の反響は最悪で、試写会では途中退席する人もいたほどだったそうです。それというのも当時はあまり受け入れられてなかったバイセクシャルやホモセクシャルを扱っていたり、カニバリズム(食人)や乱交の描写があったりとかなり刺激的な内容となっているので、仕方ないかもしれません。

しかし、洗練されたロックミュージックと奇怪でエロティックな世界観が徐々にファンを増やし始め、今ではカルト・ムービーといえばこれ!というような伝説的な作品として知られています。

アメリカでは深夜興行で映画のコスプレをした人がお決まりのセリフを叫んだり、紙吹雪をまき散らしたりしながら観るパーティー形式の上映が大評判となりました。好き嫌いが分かれる作品ですが、はまる人にはすごくはまると思います。おすすめです。

まとめ

いかがでしたか。古い作品から新しい作品まで紹介しましたが、時代が変わっても素晴らしいものはちゃんと残っているものですね。観て音楽が気に入ったら、ぜひサントラも聴いてみてください。

⇒こんな感じの他の記事みる?