アメリカとかで竜巻とか洪水が多いのってなんで?

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2017年はとにかくアメリカの竜巻と洪水のニュースが多く報道されました。

アメリカの2017年の竜巻(トルネード)の発生報告は 1,522件で、1,396件が正式に認定されています。

2017年のアメリカでの竜巻被害は、例年に比べて発生数が多いうえにパワフルでした。

夏以降に大災害をもたらしたハリケーン(台風やサイクロン)からの大洪水のニュースが次々と伝えられた事もあり、アメリカではとにかく竜巻や洪水が多い印象を受けます。

去年は「アメリカをもう一度、グレートな国に!」なんてスローガンを掲げたトランプ大統領が誕生し、北朝鮮問題など政治的な動向、竜巻やハリケーンを含めて「アメリカ」という国の印象がとても強くなった1年でした。

さてさて、アメリカでの竜巻や洪水は、日本を含めた世界各国の竜巻、洪水発生件数よりも実際に多いのかを調べてみました。

世界と日本での竜巻や洪水発生件数比較

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世界の主な竜巻発生国と年間平均件数

  • 第1位 アメリカ:約1,200件
  • 第2位 カナダ:約100件
  • 第3位 オランダ:20件以上(国積比較では世界1位)
  • 第4位 イギリス:約33件(国積比較では世界2位)
  • 番外 日本:約25件

他にも南アフリカ、ヨーロッパ、オーストラリア、ニュージーランド、そして東南アジアの一部が含まれているのですが、日本は圏外ですね。

日本のデータは英文資料に含まれておらず驚きましたが、日本は、国の面積で比較すると発生率はアメリカの約半分で、決して少なくないものの、イギリス同様、竜巻のスケールが小さく被害が少ないことが要因かもしれません。

竜巻の発生件数は多くないものの、年間平均179人の被害者をだしているバングラデシュは、人口密度の高さ、建築物の質と竜巻に対する安全知識が不足している事から被害者数が多いようです。

国の面積を比較するとオランダやイギリスの発生率が非常に高いものの、国名での竜巻発生数は、世界で8割といわれるアメリカが突出して一番です。

世界の主な洪水発生国

  • 第1位 インド
  • 第2位 インドネシア
  • 第3位 パキスタン
  • 第4位 アメリカ

去年の洪水の発生件数はアメリカが4位で、国の面積を比較して考えると、インドを筆頭にした東南アジアでの発生件数と被害状況はアメリカとは比較にならないほど膨大です。

アメリカのイメージですが、日本では、洪水のみでなく東南アジアの実情ニュースよりも、大型ハリケーンに続いてアメリカの洪水ニュースが多かったことから、アメリカは洪水も多い国というイメージがあるのかなと思います。

では、アメリカではどうして被害の大きな竜巻のような自然災害が多いのでしょうか。

アメリカの竜巻はどうしてスケールが大きいのか

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竜巻は南極を除く大陸のすべての地域での発生が報告されていますが、暖気と寒気の差がでる大気が不安定な春や秋に発生しやすくなります。

では、どうして、アメリカの竜巻はイギリスや日本と比べてスケールが大きいのか?アメリカで竜巻が発生する条件をまとめました。

アメリカは、温暖なメキシコ湾からの空気と寒いロッキー山脈やカナダからの乾いた空気がぶつかる事に合わせて、広大な土地があることから、竜巻が発生しやすい上に、どんどんと大きくなる条件をすべて重ね持った土地柄のようです。

その中でも、竜巻横丁(トルネード・アレー)と呼ばれる領域には「オズの魔法使い」の舞台となったカンザス、そしてオクラホマでの竜巻を設定した「ツイスター」なんて映画にでてくる地名が含まれています。

まとめ

調べてみると、アメリカでの竜巻件数は、世界でだんとつ1位であるだけでなく、その土地の状況から、スケールの大きい竜巻が起こりやすいことがわかりました。

日本も台風、洪水をはじめ、地震を含めた自然災害の多い国ですが、アメリカや東南アジア、アフリカ地域のニュースに目を向けてみると、改めて、日本がまだまだ世界からの旅行地として人気を集めている理由がわかるような気がします。

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