暗記はいつどのようにするのが効果的か?海馬の働きから見る勉強法!

学生はもちろんのこと、社会人になってからでも「暗記」は必要になることがありますよね。

資格試験の勉強や、検定合格に向けて励むときには、暗記はつきものです。

しかし、ひたすらに暗記するのはつまらないという人がほとんどではないでしょうか。

せっかく覚えたと思ったのにすぐに忘れてしまう!のはそのつまらないことに原因があります。

ならば、どうすれば効率的に覚えられるのか、脳の仕組みをわかったうえで行えば良いのです。ここでは、脳の中の海馬という領域の話をしていきます。

必要な情報を取捨選択する海馬

海馬とはその働き

海馬は、脳の中で必要な情報かそうでないかを判断する場所です。大きさでいうと小指の先くらいの小さな場所です。

そこに、膨大な量の情報が入り、1か月間はとりあえず留めておきます。その間に、必要かそうでないかを取捨選択し、要らないものは捨てられます。

何が基準で取捨選択されるの?

取捨選択

では、どうしたら捨てられない情報として、長期記憶に留めておくことができるのでしょうか。

ポイントは「生死にかかわることは記憶される」ことです。

しかし、勉強に必要な暗記は、暗記しなくても死ぬことはありませんからなかなか定着しません。そこで、海馬にはこれが生死にかかわる重要な事柄だと「思い込ませる」ことが必要です。

具体的な暗記方法

具体的な暗記方法

生死にかかわるような状況というのを作り出すと、海馬はそのときに覚えたものは忘れにくくなります。具体的に暗記に適した状況というと…

  • 空腹時
  • 心地よいと思う温度の2度下の室温

この2つになります。

ご飯を食べた後は眠くなりますし、食前の飢餓に似た状態を作ることで海馬をだませます。

もちろん、空腹すぎても集中力がなくなるので、飢餓というのは大げさですが、疑似体験をさせると捉えてください。

また、温度を下げるのも暗記には効果的です。寒さは人間の敵なので、これも疑似体験をさせます。

反復練習はいつやればいい?

反復練習はいつがベストか

具体的な暗記方法がわかったところで、次はいつ暗記をすればいいのか?をみていきましょう。

暗記を一度してずっと残るなら問題ないのですが、多くの人はそうはいきません。海馬は、一回しか入ってこない情報は重要度が低いとみなします。

そうならないよう、効果的なのは最初に暗記してから1週間後にまた同じ個所を暗記することです。その後、3回目を2週間後に、4回目を1か月後にやれば、ほぼ長期記憶として残してくれます。

気を付けること

暗記というと、一生懸命に頭に語句を入れることだと思っていませんか?実は、暗記が効果的になるのはインプット(入力)よりも、「アウトプット(出力)」なのです。

よって、ただひたすらに書きまくって覚えるよりは、問題集を何度も繰り返す方が脳に定着すると言えます。

脳に入れっぱなしだとインプットだけになり、テスト本番ではそれを出す作業になるので、実践的とは言えません。

寝る前の暗記が良いと言われる理由

寝ながらの勉強が良い理由

就寝前には暗記科目が良いと言われるのは、海馬の仕組み上、理にかなってるといえます。

何故なら、朝起きてからの暗記は、これから1日に起きる情報を海馬が上書きしていくからです。

でも、寝る前には暗記したことの上から何か情報が入ることはなく、寝ている間に脳は情報を整理するので、暗記のゴールデンタイムと言えます。

まとめ

さて、ここまで海馬の仕組みを利用した暗記法をご紹介してきましたが、いかがでしたか?

脳の働きに沿っていない暗記法なら、忘れてしまうスピードが速くなるのも納得ではないでしょうか。

私たちの脳の仕組みをわかった上で暗記をすれば、短時間で効率よい勉強がきっとできるはずです。

勉強時間は少ないのに賢くなれることは可能で、その鍵は「海馬」にありました。この方法、是非有効活用してみてください。

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