一生目に焼き付く現象が明日起こる!!眠らない夜空となるだろう室町幕府。

超新星爆発

そんなことが本当にありえるのかと思ってしまうタイトルですが、それは現実にやってくるかもしれません。私たちが生きている間に見ることができれば、正に世紀の大天体ショーと成りえる事象といえます。

では一体どのようにしてそんなことが起こるのでしょうか。

太陽の1000倍の大きさ

学校の授業でも習うオリオン座のa星、冬の星座の代表格としても知られるベテルギウスという星を思い出して下さい。

ベテルギウスはオリオン座を構成する星の一つで、赤色巨星と呼ばれるとてつもなくデカい星です。その直径は太陽のなんと1000倍!全く大きさが想像できません…。

太陽の大きさ

とりあえず、いったん地球から考えていきましょう。まず地球の大きさです。直径は1万2742kmあります。次に太陽です。太陽は139万2000kmもあります。計算しますと、太陽は地球の109倍もの大きさということになります。

新幹線で地球一周を7日前後としても、太陽は一周するのにその109倍ですから、3年と50日もかかります。もちろんノンストップです。

ベテルギウスはその太陽の1000倍の大きさです。計算するまでもなく、私達の生きている世界とは比べ物にならない、途方もない大きさであることがわかります。

超新星爆発

さて、ベテルギウスが途方もない大きさであることはわかりましたが、ではそれと月が2つになるとはどう関係があるのでしょうか。その答えは星の終わり、超新星爆発です。

超新星爆発とはある少数の大変大きな星にしか起こらないのです。太陽もあの大きさですが、終わりは超新星爆発ではなく、ゆっくり膨らんでやがて冷え、消滅していきます。

ベテルギウスの超新星爆発に関して、いつ爆発するかは様々な見解が右往左往されていますが、はっきり正確な答えは誰にもわかりません。

観測目安としては今日~100年前後くらいではないでしょうか。今日かもしれないし、50年後かもしれません。私達の物差しで計ると全然違うーよですが、星の一生のうち100年くらいは、人間時間でいう数分~数時間程度の出来事です。

そう考えると、今まさにベテルギウスは爆発寸前ギリギリのところであることは確かなのです。というよりも、既に超新星を起こしている可能性のほうが高いかもしれません。

ベテルギウスと地球

オリオン座

超新星を既に起こしているということと、ベテルギウスが超新星した際に、地球への影響がないのかというところを考えてみます。ベテルギウスと地球は640光年もの距離があります。光年とは、光の速さの単位です。

1光年が、光が1年で進む距離を表します。光の速度は秒速30万kmもあり、その速さは1秒間に地球を7周半する速度です。光は1年間で、9兆4千600億km進みます。つまり、地球とベテルギウスは、その640倍の距離があります。私達とは破壊力抜群な遠距離関係です。

つまり、今観測できるベテルギウスの姿というのは実は640年前の姿だといことになります。室町時代、足利家が支配する時代の星の姿を私達は観測しています。何か物凄くロマンを感じます。

距離の話はここまでにして、爆発寸前の兆候として、数十年前からベテルギウスの直径が2、3倍に膨らんでいるらしく、状態として爆発寸前なのです。

あれ、ということは640年前に爆発寸前ということになりますよね。そうです、もしかしたら江戸時代に、明治に、昭和に既に超新星爆発をしてるかもしれないのです。ですが、ですがですよ、私たちが観測するには室町時代に既に爆発してもらってないとダメなわけですよ。

ちょうど金閣寺を建立した3代将軍、足利義満が生きていた頃がまさにジャストミート!!足利義満にみんなで超新星祈願を捧げましょう。

ベテルギウス爆発による影響

超新星爆発

ベテルギウスが超新星爆発を起こした場合、凄まじいガンマ線が放たれます。半径5光年に住む生命は絶滅し、30光年以内に住む生命もほとんどが死に、50年以内でも壊滅的な被害があります。

640光年も離れている地球へは直接的な大きな被害はないにしても、何らかの悪影響は必ずあると考えられます。今回、地球はものすごく遠く離れているために、悪い影響よりも、天体ショーとして不思議な光景を観測できる部分によりフューチャーされています。シフトザフューチャー。

ベテルギウスが超新星爆発すると、その明るさは10等級の明るさになります。太陽が26等級、満月が12等級です。
つまり満月と同レベルの明るさが数日以上続き、日中も目視で確認できる明るさになります。

どのような光景なのか、とても想像できません。

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