2017年に「仮想通貨元年」といわれてから、大暴騰と大暴落を経験した仮想通貨市場。
まずはこれまでの値動きや世界情勢や技術の発展など、あらゆる観点から、今後の仮想通貨市場の動きを予想していきましょう。
とにかく初心者の方でもわかりやすいように解説していきたいと思います。
①2017年の仮想通貨「異次元のぼろ儲け市場」
②2018年の仮想通貨「姿現れし大崩壊の市場」
③2019年の仮想通貨「革新技術の発展と大暴落」
④2020年の仮想通貨「市場拡大と大暴落と大暴騰」
↓「市場拡大期による有望銘柄の高騰」
⑤2025年の仮想通貨「市場の安定とさらなる発展」
↓「安定期突入により価格の安定(本質的な最高額に到達)」
⑥2030年の仮想通貨「予測不能」
いかがでしょうか。何を根拠に?と言われると悩ましいのですが、これまでの市場の登場から大暴落までの動き、今後の世界への浸透スピードとその課題、技術面での発展などの多くの観点から、仮想通貨としての需要と供給の発展を予測しました。
ブロックチェーンという新たな技術は、今後の未来で採用されることは間違いありません。
あとはその発展したブロックチェーンにどれだけの相応しい仮想通貨が生き延び、そして発展していくのか。
もしかしたら現状、存在すらしない仮想通貨が今後誕生し、10年後に最も流通している可能性すらあるのです。
ただし、こういった新たなステージでは、その中身よりも、むしろいかに先行者として世界に広げられるか。
いかにして世界中のパートナーシップを獲得するかで生き残りが左右されます。
世界中で採用されるならそれは王者です。
技術力はそこまで重視されません。他と大きく差異のない程度、一定レベルの規格でさえあれば、中身なんてほぼ関係ないんです。
さらに2年も経てば、世界中の仮想通貨に対する一般人の認知度は飛躍的に延びるでしょう。
昨年の大ブームがあったとは言っても、2019年現在はまだまだ投資半分、ミーハー半分の人くらいなもんで、興味のない人からすれば、よく知らない謎の新技術としか認知されていません。
今後数年以内でその無関心だった人でも、広く世界中で認知されることになります。
例えば現在当たり前となった「インタ-ネット」は、ほとんどの人が当たり前に認知しています。
触ったこともないご老人でもその言葉を知っています。
今後5年の間で「ブロックチェーン」もこの「インターネット」に迫るほどの勢いで世界中で認知されていき、10年も経てばインターネットのように広く活用される時代が到来するでしょう。
10年後にはブロックチェーンベースのあらゆる媒体が存在し、生まれています。
この頃には仮想通貨の存在はどうなっているのでしょうか?
あなたは「ブロックチェーン=仮想通貨」と認識していませんか?
それは大きな間違いで、正しい理解が必要です。
仮想通貨は暗号通貨であって、多くはブロックチェーン上で動作します。
ブロックチェーンとは、転送するための技術的な土台の仕組みであって、仮想通貨のことではありません。
両者は密接な関係ではありますが、必ずしもブロックチェーンの発展に仮想通貨が絶対必要というわけではなく、この反対もまたしかりなのです。
現にRipple(XRP)は、仮想通貨ですが、ブロックチェーン上で動作する仮想通貨ではありません。
仮想通貨に投資するのであれば、次世代のブロックチェーンと、そこで稼働する仮想通貨の必要性を必ず理解しておきたいところです。
その銘柄が本当にブロックチェーン上で存在しなければならないのか?ここは非常に重要なターニングポイントです。
必要であるものなら必ず生き抜いていけるからです。
唯一無二の存在でなければ、将来的な価格上昇は見込めませんし、10年後の存在すら危ういでしょう。
10年後の仮想通貨はどうなっている?価格予想
10年後は実際に生活上で使用されていない仮想通貨は、現在のような投機対象になることは極めて異例になると思われます。
特に法整備の観点からみれば、10年後の市場予測は到底不可能に近いです。
ただし、現状で時価総額トップ10に入るようなプロジェクトや非常に有望な銘柄は、何らかの形で生き残る可能性は高いと思っていいのではないでしょうか。
現存する仮想通貨の90%、99%以上は本当にジョークコインです。
ただし、将来的に生き残ったからといって、通貨としての価値が維持されているのか?はまた別の話で、将来に向けて価格を上げ続けることができる仮想通貨は、現在のトップ10銘柄でも数銘柄に限られるでしょう。
改めてビットコインはオワコンなのか?
ビットコインは今でなお最も大きい存在であるのは確かです。批判され続けて暴落続きで歩んできていますが、たとえば闇市場、ポルノ市場ではこのビットコインによる決済は捨てられない確かなものになっています。
世の中に既に解き放たれた以上、ビットコインは独りでにでも生き続けるレジェンド仮想通貨と認識しておいたほうが無難です。
そして今でなお、世界中で採用される仮想通貨でもビットコインは群を抜いて多いのも事実です。
そして、ビットコインがオワコンがどうか判別するには、あと5年はかかると私は思います。
現在の状況で既に終わったと考えるのは、いささか安易な考え過ぎます。
ビットコインは仮想通貨市場にとって、核となるような大きな存在なので、1つの大きなサプライズがあれば、容易にその価値が息を吹き返すほどの「キングとしての素質」があります。
この素質のある仮想通貨は唯一ビットコインだけです。たとえビットコインが通貨として無価値になっても、その本質的な価値は変わりません。
その理由はアダムとイブのようなもので、創生対象そのものだからです。
それこそ仮想通貨としての価値を見出す以前に「デジタルゴールド」と呼べるような「資産」としての価値を見出す可能性すらあります。
私はビットコイン愛好者ではありませんが(現に所持していない)、ビットコインの存在を軽視してしまうと、決して仮想通貨界で成功することはできないと考えています。