2018年6月4日にHitBtcへ上場し、一般公開された「Bankera」の特徴の紹介と、将来的な予想をしていきたいと思います。
Bankeraは「ブロックチェーン時代の銀行」を目指すというプロジェクト。
現在の銀行が行っている業務である「カード発行」「預貯金」「ローン」などを仮想通貨で実現します。
Bankeraの信用を上げている1つのポイントが、すでに一部のサービスが提供されていること。
具体的には、スペクトロコインというサイトで法定通貨の入出金、仮想通貨のトレード、カードなどのサービスが提供されています。
スペクトロコインは将来はバンクエラに統合される予定だそう。
信頼を上げているもう1つのポイントは、NEM財産代表取締役社長「ロン・ウォン氏」がアドバイザーを務めているということでしょう。
他にも欧州議員や銀行専門家など信頼できる人がアドバイザーを務めています。
さて、Bankeraが仮に信頼できるとして、私達が気になるのはBNKトークンを持っていると、どのようなメリットがあるの?ということです。
「Bankera」と「BNKトークン」は別物であり、BNKトークンはあくまでBankeraが発行しているトークンにすぎません。
BNKトークンを持っていると、「バンクエラとスペクトロコインの純利益の20%が配当としてもらえる」というメリットがあります。
現在はスペクトロコインの純利益がメインとなっています。
2018年中にバンクエラ取引所がオープン、2019年に銀行ライセンス取得とロードマップ道りに進めば順調に利益が増していくでしょう。
純利益の20%が配当としてもらえるというポイントも魅力的ですが、このメリットを受けたいために「BNKトークンがほしい」と考える人が増えたらBNKトークンの価値自体も増します。
Bankeraの将来性
Bankeraの成功を大きく左右するのが「取引所のオープン」と「銀行ライセンス取得」の2点です。
BNKトークンは取引所で手数料無料でトレードできる予定なので、取引所のオープンという1点だけでも実現すれば価格は上がると予想します。
銀行ライセンスの取得はとても難易度が高いと言われています。こちらは実現しない可能性についても考慮しておかなくてはなりません。
個人的な予想ですが、2018年に取引所がオープンしたら
1BNK=5~20円
銀行ライセンスを取得したら
1BNK=100円以上
これくらいは最低限こえてくると予想してます。コインチェック事件によって仮想通貨取引所が非常に儲かるということが判明しました。
さらに、仮想通貨銀行として大規模なものになれば「純利益の20%が配当としてもらえる」というメリットがとても大きいものになるからです。