「Bitcoin Private (BTCP)」は、日本語でビットコインプライベートと読みます。
2018年2月28日に「Bitcoin」と「Zclassic(ZCL)」からハードフォークをして誕生した仮想通貨です。
Bitcoin Privateの特徴を5つあげてみます。
・総発行枚数 2,100万枚
・アルゴリズム PoW
・ブロックサイズ 2MB
・ブロック生成間隔 2分30秒
・Zcashと同じゼロ知識証明技術を使っている
総発行枚数が2,100万枚という点に疑問を感じる人もいるかもしれません。
BitcoinもZCLも総発行枚数が2,100万枚なのに、両者から1対1で分裂した仮想通貨は4,200万枚になるのでは?と思う人もいるのではないでしょうか。
ビットコインは総発行枚数のうち、まだ1,680万枚くらいしか発行されていません。
Zclassicに関しては360万枚くらいです。
Bitcoin Privateの現在の発行枚数が20,403,830 BTCPなので、だいたい計算が合うということになります。
Bitcoin Privateには「ゼロ知識証明」という匿名化技術が使われています。
ゼロ知識証明で有名なのはZcashです。
「だれから」「だれに」「いくらの金額が送られた」という3点がすべて秘匿されていて、完全な匿名性を持っています。
匿名性の高さという部分ではモネロやDASHよりも優秀です。
ブロック生成間隔が2分30秒なので、ビットコインやZcashよりも4倍送金が速いです。
Bitcoin Privateに将来性はあるか?

Bitcoin Privateは誕生して間もないですが、Twitterのフォロワーが4万人を超えているなど、すでにコミュニティがかなり大きくなっています。
公式サイトを見ると「20人以上のエンジニア」「50人以上のチームメンバー」などと書かれているので、運営チームも充実しています。
Zclassicのチームやコミュニティが引き継がれていることが主な理由です。
現在、Bitcoin Privateを購入できる取引所は…
・Trade Satoshi
・Nanex
・Octaex
・Exrates
などとなります。公式TwitterにはBinanceへの上場をほのめかすツイートが公開されていたようです。
Bitcoin Privateは簡単に言うならZclassicとビットコインを合体させたようなコイン。
Bitcoin Privateの時価総額ランキングは現在26位です。
Zclassicの先輩にあたるZcashが24位なので、現在はやや過大評価されているのではないかと考えます。
リスクについても理解をした上で投資をしていきましょう!