Bytecoinは最も歴史があるプライバシーコイン

匿名性の高い仮想通貨のことを「プライバシーコイン」と呼ぶことがありますが、ここでもその呼び方をすることにします。
Bytecoinは2012年7月に誕生しています。世界初の仮想通貨であるビットコインが2009年、2番目のライトコインが2011年なのでかなり初期に誕生していたことがわかります。
Bytecoinは「CryptoNote」というアルゴリズムを採用しています。
CryptoNoteの理解は難しいですが「リング署名」と「ワンタイムキー」の2つのキーワードについては知っておきましょう。
この2つの技術によって送信者と受信者の情報をわからなくしています。
ビットコインでは「誰から誰に、どれだけのビットコインが送金された」という情報が公開されています。
Bytecoinは「誰から誰に」という部分をわからなくしています。
プライバシーコインとしては「Monero」や「Dash」が有名ですが、Bytecoinはそれらよりも先に誕生しています。
最も歴史があるプライバシーコインなんです。
2018年にチャートが急上昇した理由

プライバシーコインとして代表的なMoneroは実はBytecoinを元にして作られており、同じCryptoNoteというアルゴリズムが採用されています。
しかし後続のMoneroのほうが時価総額ランキングは上位に来ていました。
この理由として、Bytecoinの開発があまり活発ではなかったということがあげられます。
ところが、2018年になってから再び息を吹き返してきました。運営チームが比較的活発に宣伝をしているので、なにか理由があるのかもしれません。
Moneroよりも歴史がある仮想通貨なので、今後の展開次第では大逆転もありえます。
Bytecoinの取引量が多い取引所はHitBTCとPoloniexです。
Moneroに比べるとはるかに取り扱っている取引所は少ないですが、にもかかわらず現時点で時価総額ランキング32位と検討しています。
今後BittrexやBinanceに上場されることになったらさらなる上昇が期待できます。
ポテンシャルはかなり高いと思われるので、2018年に要注目の仮想通貨のうちの1つですよ。