あなたの人生を左右するかもしれない腸活。的確な方法を知り、今日からでも実践していきましょう。
目次
【基礎編】腸活の方法【応用編】腸活の方法正しい腸内運動腸内細菌とおススメ食品腸活による効果とその影響とは
【基礎編】腸活の方法

まずは基本的な腸活の実践方法をみていきましょう。
1.水分を摂る

水分を摂るといっても、冷水はNG。胃腸の機能低下による下痢の原因になります。もっとも良いのは白湯を冷ました湯冷まし(40度~60度)です。
朝起きてまず、湯冷ましを飲む。この習慣付けにより、胃腸への的確なアナウンスとなり、朝から元気よく働き始めてくれます。胃腸の働きが改善し、朝からの快便に繋がります。
また、体中の毒素が洗い流されることにより、内臓も強化され、代謝が上がり、老廃物がより排出されやすくなります。便秘解消、冷え性改善、むくみ解消、痩せ体質に変化、虚弱体質改善と多くの効果が得られます。
白湯による腸活は、最も簡単な方法ですが、多くの健康効果が得られるため、絶対に外せない方法です。
2.規則正しい食事

規則正しく、朝、昼、晩ときちんと食べることが大切。日々の食事リズムも便秘と大きく関係しています。※食べ過ぎると胃腸への負担が大きくなるのでNG。
朝食を食べる前に朝起きたら、前述の「1.水分を摂る」の方法をまず実践しましょう。
ここで重要ポイント。
三食の中で最も大切なのが、朝食です。朝食と胃腸の働きには深い関わりがあり、体の体温とも密接な関係にあります。
夜食は抜いても、朝食はしっかり食べましょう。
【応用編】腸活の方法

腸活の応用ともいえる実践方法をご紹介します。
1.リラックスできる時間を設ける

胃や腸といった消化器系の臓器は、リラックスしているときによく働くことがわかっています。内臓の働きは副交感神経(体をリラックスさせる神経)が管理しています。
ストレス社会で生きる現代人にとって、リラックスできる時間は少なくなってきています。毎日バスタブに浸かるのも良し、好きな音楽を聴きながら読書するのも良し、マッサージを受けるのも良し。
大切なのは毎日リラックスできる時間をきちんと設けることです。ストレスが続くと内臓の働きも深刻化します。心と身体は繋がっているんです。
2.呼吸法

こちらも1.のリラックスの延長、副交感神経を優位にする方法です。副交感神経を優位にすることで、排便もスムーズになります。
1.背筋を伸ばし、両手をおへその下に当てて、意識をそこに集中させます。
2.口をとがらせて、息を細く長く吐き続けます。均一にゆっくり吐きます。この時に全身の力を抜き、リラックスしましょう。でもお腹への意識集中は忘れずに。
3.完全に吐き終わったら、鼻から吸います。ゆっくりと自然に入ってくるスピードに任せます。
3.プチ断食

食事をすることは健康に良い部分と、悪い部分があります。それは、内臓の働きを良くすることと相反して、内臓の疲れが蓄積されていくことです。日々の食事は内臓への負担が少なからずあり、休めて労ることも大切。
プチ断食を実践すれば、胃腸の疲労が一度リセットされ、腸がキレイになります。プチ断食は月に一度が目安です。※やり過ぎでも効果は増しません。体力低下や体温低下に繋がるので注意しましょう。
1日目:昼から実践していきます。昼食、夜食を抜いて、水(常温が理想)だけを飲み、それ以外は何も食べない。
2日目:水(常温が理想)だけを飲み、それ以外は何も食べない。水以外の飲食全て丸一日ストップ。
3日目:朝食にバナナやヨーグルトを食べ、水(常温が理想)だけを飲みます。お昼にサラダやバナナ、ヨーグルトを食べます。ドレッシングは少な目に。夜にはおかゆなど消化に良いものを腹八分目食べます。
正しい腸内運動

『腸もみ』の正しい押し方。
1.へその下を押します。
2.へその右ななめ下を押します。
3.へその右ななめ上を押します。
4.へその上を押します。
5.へその左ななめ上を押します。
6.へその左ななめ下を押します。
さらに詳しく動画で腸もみマッサージ
腸内細菌とおススメ食品

腸内には100種類以上、100兆個の細菌が住み着いています。善玉菌や悪玉菌など多くの菌がひしめき合っている様子が、お花畑に見えることから、腸内細菌の集まりのことを腸内フローラとも呼んでいます。
この腸内フローラのバランスが、毎日の健康・美容に影響を与えています。
腸内に存在する善玉菌を全体の20%以上に保つことが理想的。この割合を維持できれば、生涯健康に元気で若々しくいられます。ですが、残念なことに善玉菌は年齢とともに減少していきます。
悪玉菌の勢力がより顕著になり、腸内環境は日々悪化していくのです。 例えば、赤ちゃんの腸内細菌は99%がビフィズス菌で占められていますが、成人ではわずか10%、60歳以上ではなんと1%以下になってしまうといわれています。
少しでも健康、美しくありたいならば、食生活から改善していかなければなりません。そこで、積極的に取り入れたい食品をみていきましょう。
納豆

納豆は世界一体に良い食べ物。納豆菌やナットウキナーゼは生きたまま腸に辿り着きます。毎日取り入れたい食べ物です。
味噌

植物性乳酸菌で胃酸に強く、生きたまま腸に辿り着きます。味噌は「医者殺し」と言われるほどの健康食品です。
漬物

今大注目のラブレ菌。漬物に含まれるラブレ菌は腸内で乳酸を作り出します。悪玉菌が生息し難い腸内環境へと変化させていきます。
糖分をエサにし、便秘解消にも効果があります。キムチもおススメです。
腸内細菌に良い食べ物は実は全て日本食なんです。日本人が欧米人よりも痩せ体型が多いのも、健康食の鏡である和食のおかげです。現代は欧米寄りの食事に変化し、肥満体系の人も徐々に増えてきています。
日本人は本来、繊細できめ細やかな肌を持ち、和食を持ってして世界一の長寿大国なのです。世界からも注目されている和食を、私たちはもっと積極的に取り入れていくべきです。
