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2016/09/16

ミドリフグの基本的な飼育の方法

みなさん、とっても小さくてかわいいフグを見たことありませんか?たまにゲームセンターなんかでも見かけることもあるお魚です。

このフグ、正確には『ミドリフグ』といい、熱帯魚なんです。比較的初心者の方でも飼いやすい種ではありますが、飼育にはいくつか重要なポイントがありますので、ご紹介したいと思います。

ミドリフグってどんなお魚?

ミドリフグってどんなお魚

ミドリフグは主に東南アジアなどの汽水域に生息しているフグの仲間です。汽水域とは、川の河口付近や、マングローブ林など海水と淡水が入り混じる地帯のことです。

体長は2センチ~最大で20センチ前後になり、長く生きると10年弱も生き延びる個体もいます。お店に売っている赤ちゃんサイズは、とても小さくて、胸ビレをパタパタと一生懸命ばたつかせてぷかぷか泳いでいる様子がとてもかわいく、癒されます。

小さな体からは想像できないほど大食漢で、慣れると人にも寄ってきます!

フグはよく「体をふくらます魚」と思っておられる方も多いとは思いますが、実際、普通に飼育している状況下では体を大きくふくらますことはまずありません。

体をふくらますのはもろ刃の剣

フグが体をふくらます時は、生死を問うような絶体絶命のピンチの時で、捨て身のもろ刃の剣になり、ふくらんだことが原因で死んでしまうこともあります。

基本的な飼育方法

「熱帯魚」と聞くと飼育が大変そうに思われるかもしれませんが、ミドリフグの飼育には基本的な器具を揃えればとりあえずは問題ありません。「魚を本格的に飼うのは初めて」という人にも育てやすい丈夫な魚です。

初心者の方で、どんな風に器具を揃えてよいのか分からない!という人は、最近ではミドリフグ飼育セットみたいなのもありますから、そういったセット用品でとりあえず飼育を始めてみるのも良いかもしれません。

お一人様個数限定 水槽基本5+2点セット
ミドリフグの飼育が簡単にスタートできる水槽セットです。また、ミドリフグにだけでなく、汽水性の小型のフグの飼育にもおすすめです。

飼育の注意点

ミドリフグの飼育の注意点

ミドリフグは水槽導入時や、夏や冬の季節の変わり目で温度変化がある時に『白点病』という熱帯魚界では割とメジャーな病気に罹りやすくなり、その点だけ注意が必要になります。

白点病は罹ってしまうと、そのまま回復せずに死んでしまう可能性もあるので、要注意です。とくにミドリフグは小さな体で重篤になりやすい特性があります。

ここまで聞いて何だ育てるの難しそうじゃん!って思ったかもしれませんが、決してそんなことはないんです。

先ほども述べましが、温度変化、ないしは急激な水質変化にだけ注意をすれば、元来丈夫な熱帯魚なので、問題なく飼育ができるはずです。

ミドリフグは「23℃~28℃が適水温」になり、夏場は涼しい場所、冬場は水槽用のヒーターが必ず必要になります。

ですので、初めて飼われる方は、3月~6月、10月~11月頃に購入すれば、まずは飼育しやすいと思います。

夏場は涼しいところで飼育してあげるか、または水槽用の小型扇風機を購入してあげる、または、リビングなどの半日以上クーラーが稼働している快適な場所で飼育してあげましょう。

日本の冬場では必ず水槽用ヒーターが必要になってきますが、数千円程度で購入可能なので、飼育費用もそこまでかさばりません。

ミドリフグの購入時の注意点

ミドリフグは、水槽導入時にとくに白点病に罹りやすいといわれています。飼育されていたお店の水温・水質である袋の水と、家に用意した水槽の水温・水質は異なっています。

買ってきたミドリフグを家の水槽に入れる時は、まずは袋のまま水槽に15分前後浮かべます。そうすることで、袋の中の水温が緩やかに水槽の水の温度と同じになり、急激な温度変化を防げるわけです。

その後、袋を開封し、袋の水量の1/3程度の水槽の水を袋へ足します。この時も袋は水槽に浮かべたままです。これは、水質の急激な変化を緩やかにするためで、PHショック(ペーハーショック)を防ぐ効果が期待できます。

その後、20分前後このまま放置して水質を馴染ませます。

さらに慎重にいくならば、次は袋の水量の半分程度の割合の水槽の水を入れます。その後、20分前後このまま放置して水質を馴染ませます。

そして、ようやく袋の中の生体と水を水槽へ解き放ちます。

餌のやりすぎは良くない!

かわいいミドリフグには、たくさん餌をあげたくなります。お腹を空かしていると、人が近づくと餌をおねだりしてきますので、その仕草に負けてしまい、ついつい多めにあげてしまいがちです。

でも餌を多く与えるのはあまりおすすめできません!

これはミドリフグに限らずなのですが、魚にとって厳しい環境なのは、「空腹」よりも「水質の悪化」です。水質が極悪だと、ものの数日で死んでしまいますが、餌は数週間食べなくても、水質に問題がなければへっちゃらです。

日頃からの餌やりは「少し少ないかな?」というくらいが丁度よく、長期不在の時も多めに与えず、通常量で大丈夫です。

ミドリフグ長期飼育の秘策!?

さて、せっかくかわいいミドリフグ、長い期間大切に飼育したいですよね。冒頭でも触れましたが、ミドリフグは本来は汽水域に生息している熱帯魚です。

熱帯魚屋さんではよく純淡水で管理・販売されていたりしますが、実は純淡水では長期での飼育が難しく、多くの場合、数か月~1年前後で死んでしまいます!

ミドリフグは成長とともに淡水をより汽水レベルに近づける必要があります。それが簡単に長期飼育する秘訣です。秘訣というか本来の環境へ近づけてあげるだけなんですけどね。

で、家の水道水はもちろん淡水です。汽水を作るには、塩分が必要になるのですが、その水質をてっとり早く作ってくれる商品もちゃんと販売されているので、自分がやりやすい方法で快適な汽水の環境を作ってあげましょう!

初心者が陥りやすい失敗のまとめ

  • ・水槽導入時の水合わせに注意する
  • ・餌の与えすぎに注意する
  • ・季節の変わり目、温度変化に注意する
  • ・できれば汽水の環境を作ってあげる

以上、ミドリフグの簡単な飼育方法でした!

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