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2016/08/04

熱帯魚飼育の注意点とは

熱帯魚屋さんへ行くと様々な種類の熱帯魚がたくさん販売されています。色彩豊かできれいな魚、大きくてかっこいい飼い応えのありそうな魚。

どれも魅力的にみえて、あれもこれも飼いたい!と思ってしまいますが、初心者の人にとって初めての熱帯魚飼育にはいくつかの落とし穴があります。

ということで今回は初めての熱帯魚飼育で失敗しがちなポイントをいくつかご紹介していきます。

熱帯魚飼育の予算を考える

熱帯魚を飼育するといっても、熱帯魚である「魚」以外に、「水槽」「フィルター」「レイアウト用品」「カルキ抜き」「餌」などは最低限必要になります。

どのような種類の魚を飼うかにもよりますが、ほとんどの場合で魚本体の価格よりも、飼育用品の価格が大幅に上回ることを覚えておきましょう。

育てる上で温度管理が必要な種類であるか否かは大きい

水温管理が必要な種類であるか確認する

熱帯魚屋さんにはたくさんの種類の魚が売られていますが、多くの場合で全ての水槽の水温が一定に保たれています。

初心者の方は案外見落としがちなのですが、熱帯魚の温度管理は育てていく上で非常に重要なポイントです。

夏や冬にきれいな魚を飼ってみたものの、家で温度管理ができず、わずか数日であっけなくお亡くなり…ということは初心者の方には良くあります。

問題なのは熱帯魚屋さんで温度管理がしっかりされているために、初心者にはどの魚が温度管理を徹底しないといけない種であるのか?がまるでわからないという点です。

熱帯魚には常に一定の温度に保たないと死んでしまう種がたくさんいます。同じ種類であっても、多少は温度差に耐えられる種であったり、全く融通の利かない種もいます。

それこそ低温には強いが、高温に弱い種がいたり、その逆もまたしかりです。

せっかくお金を払って購入するんですから、購入前に思い切って店員さんに聞いてみましょう!基本的に店員さんはこちらからわざわざ聞かない限り、魚の温度管理のことまでは教えてくれません。

温度管理が必要な場合にかかる費用

例えば高温に弱い種であった場合、真夏の30度を超える水温に耐えられない種がほとんどです。日本では、真夏の部屋の水槽でも30度を超えてきますので、冷却する必要があります。

冷却方法は、熱帯魚専用に販売されている「小型の扇風機」もしくは、「専用クーラー」の二択になります。

水量が少ない場合は、小型扇風機でなんとか乗り切ることも可能になります。しかし、水槽の蓋を開ける必要があるので、ジャンプするような種類の魚は扇風機の選択肢は無くなります。

水温を安定して下げ、一定の温度管理を容易に実現できるのがクーラーです。仕組みは、クーラー本体に水槽の水を取り込み冷却し、水槽に冷やした水を再度放出するシステムです。

温度管理がとにかく容易で、0.5度±のレベルで一定の温度を保つことができます。温度変化に敏感な魚を始め、全ての熱帯魚が快適に過ごすことができます。

クーラーを使用するには、外部フィルターを別途併用する必要があり、熱帯魚初心者には若干敷居が高いですが、夏場の温度管理には必須になるアイテムです。

またクーラーは値段が非常に高く、1万円~10万円と水槽の水量に合わせて本体の冷却能力にも違いがあるので、値段に大きく開きがあります。

電気代は24時間フル稼働でもそこまで気にするほど負荷はかかりません。月に500円~1500円程度でしょう。

逆に真冬の場合は、水槽専用ヒーターがありますので、これを設置する必要があります。値段は1000円前後~1万円前後まで。クーラーに比べるとお安いですが、電気代は場合によりヒーターの方が高くなります。

また、ヒーターは寿命の短い消耗品なので、はやくて1シーズン~3シーズンで寿命が尽きることがほとんどです。ある日突然ヒーターが切れて、中の魚が…ということもよく話に聞きますので、注意が必要です。

水質にうるさい種か確認する

水質管理が必要な熱帯魚

例えばみなさんご存じの「ベタ」や「グッピー」などは水質にうるさくないので有名です。

ベタなんか花瓶やちょっとしたビンで販売されているくらいなので、フィルターも水温管理も無しで飼育可能です。

本来はフィルターもあったほうが魚の生存率は上がりますが、無くてもいいくらい丈夫な種であるということです。

水質にうるさい種に求められるのは、1週間~2週間に1度の水替えと、別途水槽へフィルターを設置し、その掃除です。

少しサボるだけで体調を崩し餌を食べなくり、そのまま絶食が続いてお亡くなりになるということもあります。

人口餌を食べてくれる種であるか確認する

人口餌を食べてくれる熱帯魚

熱帯魚には「ワイルド」という名がついた個体がいます。これはどういう意味かというと、はやい話が「野生採取個体」ということです。

「ワイルド個体」と呼んだりしています。ワイルド個体の魅力は野生ならではの気性を持ち合わせていたり、独特の体色をしていたりします。

欠点として、日本の水質に馴染みがないので、水質にうるさい場合があり、人口餌への食い付きも悪い場合があります。

「動かない餌は餌じゃない」という考えの元、嗜好性抜群のクリル(乾燥海老)にも見向きもしない場合があります。

そんな融通が利かないワイルド個体を知らずに飼ってしまった場合でも、どうにかして人口餌に餌付けさせる方法があります。

その方法は少しかわいそうなんですが、餌を1週間前後与えるのをやめて、お腹をすかせまくったところで嗜好性の高そうなクリルなどを魚の目の前に落とし、反射食いさせることです。

こういった感じで徐々に人口餌にならしていくところから始めます。長い道のりになるかもしれませんし、案外二度目で簡単に食べるようになってくれるかもしれません。

まとめ

ここまで初心者の方が陥りやすい飼育の注意点をお話ししてきました。熱帯魚を飼うと一口に言っても、当たり前ですが単純に水道水に入れてはい終わりではありませんよね。

水温、水質、餌の問題など熱帯魚の種類によってさまざまなことを考え、飼育器具を揃え、定期的にメンテナンスをする必要があります。

とにかく分からないことは購入前に店員さんにしっかり聞くようにして、失敗しない飼育ライフを送ってください。

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